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No.160  Fly me to the moon
末吉時計 fly me to the moon
ご存知の方も多いと思いますが、ボサノバ、ジャズのスタンダードナンバーであるこの曲。出所はそれほどフリークではないのでよく解りませんが、色々なミュージシャンがプレイしています。そのため、ジャズバーなどでは余りにもベタすぎてリクエストカードに書きづらい曲でもあります。しかし、この曲を嫌いだという人を僕はまだ見た事がありません。僕も同様昔ギターで練習した覚えがあり、色々なシンガーの歌うこの曲を聴きました。その中でも僕が選ぶ一番はご存知シナトラです。実は正直僕はこのフランク・シナトラが、この曲を聴くまで苦手でした。明るくダイナミックに歌い上げるその姿勢はマイナーコードをキーにした楽曲好きの僕には眩しくて疲れるものでした。だから、ある映画のエンディングで耳にするまで、聴こうとも思わなかったのです。さてその映画とは、あまりヒットしなかったので知ってる人もいないと思いますが、クリントイーストウッド主演監督のスペースカウボーイでした。知らない方は是非見てみて下さい。
丁度5年くらい前のそれこそ世紀末終末思想映画が流行っていた頃です。一応この映画もそのカテゴリーに入ると思います。インデペンデンスデーやアルマゲドンなど壮大なSF大作が並ぶなか、宇宙人も円盤も隕石も出て来ない。サウンドトラックの殆どがジャズやカントリーのスタンダード。おまけに、映画に出てくるのはイーストウッド、トミーリージョーンズなどのウエスタン俳優ばかり。実に地味です。しかしこの映画がその類いの作品の中で一番好きでした。(もっとも僕の中での二番目はマーズアタックですが。)で、その映画のラストシーンで静かにハイハットがリズムを刻み、ピアノの軽い合図と共に風の様に入って来るボーカルが聞こえてきて、びっくりしました。この映画の内容から最後にこの曲が流れるであろうことは予測していましたが、それがシナトラだったのです。それは、けっしていつもの派手さはなく、しかし、実に軽く歌い、間奏まで盛り上げてビックバンド宜しくお馴染みのシナトラ節にもっていく。度肝抜かれました。
 今回の作品はその昔、クリスマスバージョンで一度試した図柄で、当時得意としていた立体文字盤を使用しました。大きなお月様にむかって並ぶ建物達。その谷間に色々な画や物語を想像出切ると思います。そして、手すりに並ぶ二匹の猫。ご想像はお任せします。楽しんで下さい。そして、何時もの如く時間は見づらくなっております。なんか野暮でさ。大変に似合わない物を久しぶりに作ってしまいましたが、文字盤眺めるだけで、時間が潰れるなんて時計としては理想でしょ。出来れば、ウヰスキーのグラスを傾けながら三日月型に切ったハムカツをつまむなんてのはどうでしょう。これがホントのフライ ミー トゥー ザ ムーン。なんちゃって。
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